水底の雲から釣りあげた [アーカイブス]
釣り友が撮った写真と、学生時代の友人画家の書いた山頭火カレンダーの解説をコラボしてみました・・解説がとっても気に入っています。
「水底の雲から釣りあげた(昭和7年)」山頭火
昭和7年7月26日のこと、炎天が続き、活けの水位が随分さがっていて
水の底には天の雲が映り、その雲の中から、魚を釣り上げた。虚と実がいり混ざった
不思議な空間を感じさせる句である。
数十年まえは、至るところに釣り場があり
そこで釣果をあげることは、一人前の男であった。子供さながら自給自足の訓練をしていた。
生きるたくましさを、もう一度とりかえさなければならない、日本人は・・・・
解説/戸田勝
「水底の雲から釣りあげた(昭和7年)」山頭火
昭和7年7月26日のこと、炎天が続き、活けの水位が随分さがっていて
水の底には天の雲が映り、その雲の中から、魚を釣り上げた。虚と実がいり混ざった
不思議な空間を感じさせる句である。
数十年まえは、至るところに釣り場があり
そこで釣果をあげることは、一人前の男であった。子供さながら自給自足の訓練をしていた。
生きるたくましさを、もう一度とりかえさなければならない、日本人は・・・・
解説/戸田勝
2012-04-07 09:27
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